老後保険の見直し
老後の保険のポイントは医療保障と老後保障です。医療保障について別に説明していますので、今回は老後保障についてです。
老後の資金
保険に限らず、老後の資金を準備(資産運用)するときに忘れてはならないポイントは次の3つです
1.長期の資産運用
20代・30代から60歳以降の資金を準備するということは、30~40年という長い期間、資産を運用することになります。長期の資産運用を考えるときに重要なのはインフレ(物価上昇)の影響です。
預貯金等のリスクの低い運用方法に極端に限定してしまうと、実質的な価値が目減りする危険もあります。老後資金の場合は、他の目的で使うために途中で現金化する必要性も低いですから、中長期的な視点である程度リスク(価格の上下動)を許容して、相対的にリターンの高い金融商品で運用していくことも可能でしょう。
2.やり直しがきかない資産運用である
定年退職するときになって、老後資金の資産運用が失敗におわり、その後の生活資金の大半を失ってしまっているという事態だけは避けなければなりません。 ハイリターンにはハイリスクがつきものであることを忘れてはいけません。 リスクが少なくてリターンが高いという金融商品は存在しません。
3.使用目的別に確保する
老後の生活をエンジョイするために、使用目的ごとに資金を確保することがポイントです。
□生活資金
基本となる生活資金。公的年金・企業年金のほかに、生命保険会社の個人年金、退職金などで確実に準備したいものです。
□予備資金
例えば寝たきりになった場合等、予想していないことが起きたときのための資金も確保しておきたいものです。保険会社の介護保険等を利用するのも一つの手です。
□ゆとり資金
旅行、趣味等をエンジョイするための自由資金もできれば確保したいところです
個人年金保険と終身保険
老後資金の運用といえば、個人年金保険や養老保険を思い浮かべますね。終身保険といえば貯蓄というより保障のイメージが強いですが、終身保険にも運用に適したものもあります。
また、終身保険なら、解約返戻金を老後資金として活用することが出来ます。結局、老後資金の準備としては、「個人年金保険と終身保険のどちらを選べばいいの?」という疑問も出てきますね。選ぶ基準がその保険自体の貯蓄性の高さに依りますから、「どちらとも言えない」というところでしょうか。多く方が、何かしらの終身保険に加入していると思いますので、その終身保険で死亡保障を賄いながら、老後資金をつくることができれば、加入する保険の数が少なくて済みますよね。貯蓄性の高い終身保険で、ある程度の老後資金を確保できていれば、いちばん経済的な保険の加入パターンになると思います。終身保険のなかでも貯蓄性の高い商品では、「年金移行特約」などで、解約返戻金を確定年金などで受取れるものがあります。終身保険の解約返戻金を老後資金として活用するのであれば、年金受取りに変換できる終身保険を選択することをおすすめします。
若い時から始めている人は、解約しないように続けましょう。もう定年間際だからという方も一時払いなどの終身も検討してみましょう。
お知らで相談されてみてもいいですね
また、終身だけでも不安という方は、個人年金保険も検討してみましょう。個人年金保険なら、加入時の健康状態に左右されずに、何歳になっても年金原資を追加することが出来ます。
