個人年金保険とは


個人年金保険とは

老後資金の不足分をカバーしたり、豊かなセカンドライフのためのお金を準備するための保険が、個人年金保険です。退職後の資金を年金形式で準備するのが保険の目的です。年金額が分かっているため、老後の計画が立てやすい点がメリットです。老後資金の準備で比較的が高い商品です。これは、預貯金等で準備することのバリエーションと考えられます。

個人年金保険は保険会社に保険料を払込み、所定の据置(運用)期間満了後に運用成果(年金原資)を年金として、または一括で受取ることができます。また、据置(運用)期間中に万一のことがあった場合は、予め指定した受取人に死亡給付金(死亡保険金)が支払われます。
では個人年金保険のメリットとデメリットを整理してみましょう。

個人年金保険で準備する

個人年金保険は年金の不足を補うものです。個人年金保険に加入するまえに、月々必要なお金、公的年金で補える部分、不足する部分を整理しておきましょう。自営業の方には国民年金基金などもありますのでよく検討しておきましょう。老後のメリットとデメリットとしては、具体的にどのようなことが挙げられるのでしょうか?

メリット

(1) 計画的に資金を準備できる
いくらの保険料を払えば、何歳からいくらの年金がもらえるというのが一目瞭然です。

(2) 誰でも加入できます。
健康に不安な人も加入できます。

(3)目的に応じていろいろ選べます
年金重視に保障をじゅうしたり希望どうり保険を選択することができます

(4)自由なプランができます。
掛金を運用したり相続税対策にもできます

(5) 税制上の優遇がある
一定の条件を満たせば、支払い保険料が1年で最高5万円まで所得控除になります(この優遇制度は、将来廃止される可能性もあります)。なお、受け取る年金は雑所得となりますが、相対的に20%分離課税の金融商品より有利になるケースが多いようです。

デメリット

(1) 積立プラン(保険料)の変更ができない
年金保険の場合は原則として保険料の変更ができません。途中で保険料の支払いが難しくなった場合は、解約または減額(一部解約)せざるをえません。途中解約では、解約返戻金が払った保険料よりも少なかったり、利回りが低くなります。

(2) 年金受取開始後のプランの変更ができない
年金保険ですから、受取は年金形式となります。受け取る側の状況に関わらず、一定額が支払われます。年金が必要でなくても払われますし、まとまったお金が必要になっても、まとめて引き出すことができません。

(3) 利回りが低い
数年前までは、年金保険や養老保険など、貯蓄性のある保険商品の利回りが、預貯金などの利回りを大きく超えていました。しかし、ここ数年の保険料の値上げで、年金保険の利回りは今ではせいぜい年1~2%です。これから数十年先に使うお金を、低金利のものに預けるのは危険です。なぜなら、今後数十年の間に一度大きなインフレが起きれば、すぐにお金の価値が下がってしまうからです。年金保険への加入を考えるなら、以上のメリット・デメリットをよく知った上で検討することが大切です

(4)節税効果が少ない
個人年金保険料の控除は、最大5万円なので節税効果は少ないですね。受け取る年金は、公的年金と同じように課税されます。

(5)受け取る年金が減る場合があります。
個人年金の中に変額年金というのがあります。

(6)保険会社の信用リスク
保険会社の財政状況が悪いと受け取れる年金が少なくなる場合があります。

(7)物価のスライド ※メリット?デメリット?
将来受け取る年金金額が確定している個人年金保険にによっては、物価が上がったときには対応できません。個人年金加入時から年金受け取り時までの、物価などの上昇幅が大きかった場合のリスクです。仮に物価上昇率が2倍だった場合には、受け取る年金の価値は半減してしまうという可能性もあるからです。ただ、反対の場合は有利です。

個人年金保険といっても、種類がさまざまです。それらの基本をおさえて、具体的な保険を選ぶようにしましょう。