ライフイベントと保険の見直し


ライフステージと保険の基本

ライフイベントと保険の見直し

最近保険を見直して節約を!!とよく聞くのですが、ここで、いまさら聞けない保険のきほんについて整理していきたいと思います。保険はどういう方にどういう時、何のために必要なのでしょうか?ライフイベント(人生には節目)ごとに、保険について簡単に整理していきましょう。

□社会人になったら
仕事や職場の人間関係に慣れるのに精いっぱいで保険どころではないかもしれませんが、社会人になったら時が保険に入るタイミングの1つです。なるべく早い時期に、自分で保険を選んで加入するようにしましょう。
一昔前までは、職場に出入りしている保険のおばさん(若いお姉さんも)がすすめてくれたので、その保障プランが合っているかどうかはともかくとして、みんな入っていたので、無保険の若者はほとんどいませんでした。が、徐々に、セキュリティの問題などで職場への出入りが難しくなったことと営業職員そのものの人数が減る傾向にあり、会社で保険のおばさんに加入するケースは少なくなっているようです。
このころの保険の基本は、万一のことがあった場合に備えてお葬式代程度の死亡保障と、まさかの入院に備える医療保障の両方を準備しておきたいところですが、死亡保障の準備は、結婚・出産で本格的に必要になってから考えるとして、まずは、医療保障を準備しておけばよしとしましょう。

また、将来の不安に備えるために、早い時からの個人年金保険なども私はお勧めします。

□結婚したら
シングル時代は自分ひとりの問題ですが、結婚してからはそうはいきません。自分が入院したとき、そして、万一のことがあったとき、大切なパートナーにお金のことで心配をかけないようにしておくためです。医療保障としては、夫婦ともに、入院日額5000円~1万円を目安に準備します。5000円~1万円と幅を持たせているのは、家計に余裕がなければ5000円でもOKだけれど、できれば1万円は準備しておきたいという意味です。もちろん、中をとって、7000円とか8000円でもかまいません。
30代に入っているなら、別にがん保険や、特定の生活習慣病の1入院の保障日数が長いタイプを選んでもいいでしょう。ただ、あまり欲張り過ぎると保険料は高くなるし、給付金のもらい損ねの原因になる可能性があるので、そこはほどほどにしましょう。妻は、妊娠・出産に備えて、女性疾病の入院・手術の保障が手厚い女性専用の医療保険に入る方法もあります。

□第一子の誕生
赤ちゃんができると、きちんとした死亡保障が必要になってきます。保険に入っていない人は、すぐに加入を検討すべきです。すでに入っている人は、死亡保障額が多すぎたり少なすぎたりしないか見直してください。
家族に必要となるお金は、主に妻子の生活費、子どもの教育費、お葬式代・お墓代を合計した金額です。大まかに試算してみましょう。生活費が毎月15万円、教育費が子ども1人につき2,000万円、お葬式代・お墓代が500万円。教育費は子どもの進路によって大きく変動しますので注意が必要です。
ざっくり
・会社員・共働き 3000万~4000万円
・会社員・妻は専業主婦またはパート勤務 4000万~5000万円
・自営業・共働き 4000万~5000万円
・自営業・妻は専業主婦またはパート勤務 5000万~6000万円

また、妻の場合は
・専業主婦またはパート勤務の場合 500万~1000万円
・共働きの場合 1000万~2000万円
夫の場合は教育費がメインなので子どもが独立するまで必要ですが、妻の場合はそこまで長くなくてもかまいません。子どもの面倒をみるためのお金を用意するのが主な目的なので、必要な期間は子どもが身の回りのことを自分一人でできるようになるまでです。中学校を卒業する時期と考えれば、15年程度でいいでしょう。 住宅ローンについては民間の金融機関のローンを借りる場合は強制加入する団信は生命保険の一種で、ローンを借りた人に万一のことがあった場合に、保険金で残りのローンを返済する目的で利用する保険です。
団信に加入している人が亡くなった場合は、遺族はローンの支払いなしにマイホームに住み続けられるわけです。

また、将来の学資の為の学資保険なども早めに検討してもいいでしょう

□子どもの中学校入学・子どもの独立、結婚
このころになると漠然としていた未来がある程度見えてきます。子どもの中学校入学にはこれからの高校大学、子供が独立結婚した場合には重かった肩の荷もだいぶ軽くなってきています。。自分たちの定年後について見通していきましょう。未来に備えて設計していた生命保険が、未来自体が変わるのですから設計変更を余儀なくされるわけです。生活や家計に大きな変化はないかもしれませんが、その後の大きな変化を目の前にしているという重要な時期です。この時期は目をそむけたくなるかもしれませんが、現実的な問題がはっきりと見えてきます。ここでしっかり対策を立てておくと、かなり安心できるでしょう。

□夫の定年退職、引退
このタイミングは収入が大きく減少したり、退職金という大きなお金が入ってきてその行き先について考えたり、いろいろと考えなければいけないことが出てきます。ここはこれからのセカンドライフへの出発点です。無駄な補償をとり医療保証を増やしましょう。75歳を過ぎて保険がすべて切れているなんていうことにも注意しましょう。
生命保険は定期的に見直す必要はありませんが、人生の節目節目では「必ず見直す、振り返る」ということが必要です。また、生命保険を見直すということは今の生活を考える良いきっかけになります。